通訳現場での大喧嘩・その2 - 英語を独学でマスターする方法 -英語を自由自在に操る達人になる勉強法-

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通訳現場での大喧嘩・その2

通訳現場での大喧嘩」の続きです。


会議室からの帰り道、ずっと考えていました。

「いったい、何があんなにジョンさんを怒らせてしまったんだろう・・・」



私の話した英語の「何か」が、ジョンさんの逆鱗にふれたのは確か。
だって、山田さんの日本語はとても丁寧で、怒らせる要素なんて一つもなかったんです。


私は、自分の話した英語を思い出していました。



もちろん命令形なんかは使っていないし、
(というか命令する意図が山田さんの言葉には全くない)

(私の知っている範囲で)「ビジネス英語」として不適切な言葉も
使った記憶はありません。



「先日決まった○○の件で、私の段取りが悪くて
 みなさんにご迷惑をおかけしています。

 この作業でみなさんのお時間を取らせているとしたら申し訳ありません。
 でも、みなさんのお仕事を増やすことが私の意図ではありません」



という山田さんの発言に対して、


I apologize for the inconvenience about XX , and it is my fault.
But it's not my intention to increase your workload.


確かこんなようなことを言った記憶があります。


もちろん細かいことを言えばきりがありませんが、
現在の私の能力ではこの程度の英語で精一杯。


翻訳ならまだしも、通訳は「よい表現」をゆっくり探している時間がないのです。
1秒の沈黙すら許されない雰囲気のなかで、
「ああ、こんな恥ずかしい英語を・・・」と思いながらも「えいっ!」と出すしかありません。




「increase your workload」が「上から目線」で気に入らなかったのかな?
「it's not my intention」が偉そうだったのかな?


考えても、答えは分かりませんでした。



逆に、たとえば「increase your workload」が偉そうに聞こえたのだとしたら
(「あなたの仕事量をコントロールしているのは私よ」と聞こえなくもない)

正直なところ、私は通訳者なんて怖くてとてもやっていられません。



「人(状況)によっては」失礼に感じることもあるという英語を避け
1秒で最も適切な英語を出すことは、今の私にはできないからです。 _| ̄|○ ガクッ


ベテラン通訳者さんには「甘えてる!」と怒られるかもしれませんが、

特に通訳者が母国語でない言語(ここでは英語)に通訳している場合は
ネイティブと全く同等にはなり得ない以上、発言者や通訳者が意図しない不適切な表現は
(ある程度は)仕方がないものと許してくれなければ、私としてはかなり困るのです。


(甘ちゃんでほんとすみません


でも、そういう皆さんの「理解」を信じているからこそ
何とかこれまで仕事がやってこられたという一面は確かにあるのです。




ジョンさんは、普段は気さくでとてもいい人です。

個人的なおしゃべりをしたことも何度もありますので、彼は私の英語力を知っています。
私が慣れない新人通訳だということも、もちろん分かっているはずです。


でも、これまで「通訳が下手」と怒られたり嫌な顔をされたりしたことは一度もありませんし
だいたい、通訳の仕事ぶりについてとやかく言う人ではありません。
(単にあまり興味がないんだと思います)



・・・・・だとしたら、何が気に入らなかったんだろう?




私は部署に戻って上司に事の次第を報告しました。

上司の通訳は、驚いた様子もなく
「あら~、ついに洗礼を受けちゃったわね」
と軽~く言いました。


「でも、私の訳し方が多分偉そうに聞こえたんです。
 ジョンさんが不満をためていると知っていれば、もっと気をつけて訳せたかも知れません」



上司は、こう言いました。

「そんなのはよくあることよ」


よくあるのかーー!!?


「山田さんとジョンさんの間で何かあったんじゃない?
 実際に見てないから何ともいえないけど、通訳がまずかったせいじゃないと思う」



ちょうどその時、電話がかかってきました。
山田さんからでした。


「さっきは失礼しました。ごめんなさいね、ご迷惑をおかけして・・・

 あの・・・さっきのことは、えいみさんの通訳のせいじゃありませんから。
 えいみさんが気になさってたらいけないと思って電話したんですが・・・」



めちゃめちゃ気にしてますがーー!!


「これまでに、ああいう喧嘩になる原因が背景としてあったんです。
 今日の会議だけが原因じゃありませんから。

 念のために部長にも聞いてみましたが、えいみさんの通訳の英語には
 問題なかったっておっしゃってますから、安心してください」





ああ・・・よかった、と思いつつ、
じゃあ、山田さんは大丈夫なの?と心配になりました。



おそらく、英語が話せる山田さんが「あえて」通訳を使ったのは
まさに、意図があってのことだったのだろうと思います。


ジョンさんと山田さんの間には、なんらかの誤解や問題があった。
そこで、山田さんはこれ以上問題を大きくしないために、通訳を使ったんです。



つまり、私が心配していたのと同じように、

知らずに失礼な表現を使ってしまったり
相手を怒らせるような発言をしてしまったりということを避けるために、


(それを専門とする)通訳を介して話すことにしたんだと思います。



それなのに・・・

全然お役に立てなくて、ごめんなさい~~~!!




「よその部署の人間関係なんて知らないんだから、仕方がないよ」
と私の上司は言ってくださいますが、
それでも、何か方法はなかっただろうかと考えてしまいます。




結局、山田さんとジョンさんの間に何があったのかは全くわかりません。


あの通訳の日の後、ジョンさんは私に対してはいつもどおり
親しく話しかけてくれます。


でも、あの日を最後に、山田さんをぱったり見かけなくなりました。
聞いた話によると、精神的な病気で休職をしているそうです。

きっと、ジョンさんとの確執も「精神的な病気」に関係あるのだと思います。




あの時私がもっと上手に通訳していれば、何かが違ったのかもしれない・・・
そう、申し訳ない気持ちでいっぱいです。


と同時に、上司が言うように、「仕方がない」と割り切ってクヨクヨしないのも
通訳としては重要な資質だと改めて思い知らされました。

じゃないと、通訳なんて務まりません。




でもやっぱり、
「二人の人間関係を知っていれば、もっと違う訳し方をしていたかも」
なんて言ってしまう時点で、私はまだまだ一人前の通訳ではないんですよね。

通訳が仕事ではない山田さんと同レベルで悩んでいるようでは、ダメなんです。


どんな状況であろうと関係なく、
最もふさわしい言葉に一瞬で置き換えるのが通訳の仕事ですから・・・






まあ、今私が登ろうとしている山がとてつもなく高いことが
あらためて実感として分かった気がするので 
山田さんが一日も早く復帰されることを祈りつつ、私は日々修行を続けるのみです。



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