of + 抽象名詞 = 形容詞これ、何のことだか分かりますか?
たとえば、
This is a matter of importance.といった言い方を英語ではよくします。
importanceというのは「重要性」という名詞なので、無理やり直訳しようとすると
「これは重要性の事柄である」といった変な日本語になってしまいます。
で、先ほどの「of + 抽象名詞 = 形容詞」の出番なのですが、
上の文章では「
of + importance = important」、つまり
This is an important matter.と同じと解釈すればいいということになります。
そうすれば、「これは重要な事柄である」と訳しやすくなりますね。
「抽象名詞」というのが何なのか分かりにくいかもしれませんが、
普通は名詞というと「机」とか「ペン」とかいう物質を想像しますが、
抽象名詞は「目に見えないものを表す名詞」とざっくり考えてください。
たとえば、
・courage(勇気)
・knowledge(知識)
・peace(平和)
他にもたくさんありますが、こんな感じです。
で、
He is a man of courage.といった英語もよく使われますが、これは
He is a courageous man.と同じ意味として訳せばいいわけですね。
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